「変形と痛みについて」東京大学の疫学調査より

あるセミナーでの資料に興味深いものがありました。

 

平成18年に東京大学で行われた疫学調査によると、X線所見上、変形性膝関節症と診断された2,400万人中820万人の患者さんだけが痛みを訴えていたとされている。また、変形性腰椎症と診断された患者は3,000万人にのぼり、うち1,020万人が痛みを訴えていたと報告されている。この結果から、X線所見上で変形を認めた患者の痛みの原因は“ 変形によるもの ”とは断言できないだろう。

 

というものです。公表されている資料（抜粋）なのでご紹介しました。

「変形があるから痛い」という訳ではなさそうです。

では痛みは、どこから来るのでしょうか？

 

変形性膝関節症と診断され、お薬の服用やヒアルロン酸注射を打ち続けている方は、一度ご相談くださいね。

 

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