日本では定番の貼布剤「湿布(シップ)」について・・

よく患者さんから「湿布はきくんですか?」という質問を受けます。

貼布剤(シップ)は日本では定番の鎮痛剤として病院でも処方され、知らない人はいません。

世界を見ると、実に95%は日本で消費され、月間売上枚数は3億枚といわれています。日本以外の国ではほとんど使用されていないことになります。50%以上がプラセボ効果という報告もあり、信じれば信じるほど効果が高いということになります。つまり使っても使わなくてもあまり効果には差はないという結論です。むしろ皮膚がかぶれるなど皮膚に負担をかけますね。

海外ではほとんど使われていない理由(効果なし)がそこにあります。

湿布は日本だけだったんですね。驚きましたか?

スーっとしたつけ心地はメントールの効果で、実際に冷却効果があるわけではありません。患部にに熱があり、本当に冷やさなければならない場合は「氷嚢」など、氷でひやしてください。

湿布を貼ることで安心し、痛みが和らぎ、効果を感じれるならそれもありだと思いますが。

それにしても病院にいくと大量のシップをいただいて帰ってきますね。

日本は膨大な医療費を抱えており、湿布薬については医療費の無駄にも思えるのですがいかがでしょうか。

備前市「ふじはな整体院」